【徹底検証!】ブログとアフィリエイト、どちらをやったほうがいいのか

「ブログとアフィリエイトはどっちが稼げるのか?」は、おそらくほとんどの人が最初に悩んでしまうポイントです。
その答えは「5と3」なんです。
意味わかります?
「5と3」です。
この記事を読めば、その意味と共にどちらが稼げるかすぐにわかるようになります。
あなたがもしネットでお金を稼ぎたいと思うのであれば、この先を読んでみてください。
目次
ブログとアフィリエイトの違い
まずブログとアフィリエイトの違いについて理解しましょう。
それぞれに特徴があるので、どちらがあなたに合っているやり方かわかります。
ブログの特徴
ブログとは、日記のように記事をどんどん更新させていくタイプのWeb媒体になります。
テーマ(ジャンル)を特化してそのジャンルの記事のみ更新していくやり方もありますが、多くはやはりテーマを決めずあらゆるジャンルのネタを更新したり、文字通り個人的な日記レベルの内容だったり様々ですが、とにかく雑多な記事が更新されていくWebメディアになります。
有名人であれば「今日は行きつけのお店でこれを食べました」とか言ってそのメニューの画像をUPするだけの何の面白みもない投稿でも毎日数万以上のアクセスがあり、絶賛のコメントが溢れ、そしてその芸能人はそんなことをしているだけで月に数百万円の報酬を得られるわけですが、一般人ではそうはいきません。
「知らない人」の日記などほとんどの人が興味ないので、アクセスを呼び込めるようなネタで記事を更新しなければアクセスは得られないのが特徴です。
ただ、そこを意識して更新すれば、必然的に記事数も増えてきてその分アクセスされる「入口」が増えることになりますから、アフィリエイトに比べてトータルのアクセス数では圧倒的に多くなります。
稼ぎ方は雑多なテーマを取り扱う以上、広告をクリックされるだけで報酬を得られる「クリック報酬型広告」で稼ぐ形になります。
「クリック報酬型広告」の配信事業者は10~20社ほどありますが、その大半はクリック単価が1クリック数円程度です。
あまりにも低すぎるだけでなく、半分くらいは得体の知れない怪しい海外の業者で、ネット上に情報もほとんど落ちてないので闇雲に手を出すのは危険です。
「クリック保証型広告」で稼ぐなら、クリック単価が一番高く、そして誰もが知っているGoogle社による広告配信サービスである「Googleアドセンス」一択です。
アフィリエイトの特徴
アフィリエイトとは、ブログと違ってテーマを絞り込んでサイトを作成して、そのテーマの商品の広告を貼って、“その商品が売れれば”報酬が得られる仕組みのことです。
まず、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)とサイト提携(大半は審査があります)することから始めて、そのASPから配信される広告を貼るわけですが、個々の広告でもサイトに貼る前にはまた個別の提携審査があるものもあります。
ブログ(アドセンス)のように広告をクリックされただけで収益になる収益モデルではないので、記事数で勝負するより、1つ1つの記事の質が大きく問われる稼ぎ方になります。
ざっくりとした考え方ですが、ブログなら「記事の質より記事の数」で勝負するタイプ向きであり、アフィリエイトであれば「記事の数より記事の質」で勝負するタイプ向きと考えることもできます。
しかし、単純に「質か量か」という話でもないのがこの両者比較の難しいところです。
そこで、ブログとアフィリエイトのメリット・デメリットをそれぞれ理解しておきましょう。
ブログのメリット
ブログ運営でGoogleアドセンス収入によって稼ぐメリットは大きく3つ挙げられます
②広告を探す手間がない
③あらゆる趣味の分野でも収益化できる
この3つの要素について個々に解説します。
①報酬発生までのハードルが低い
ブログにGoogleアドセンス広告を貼れば、あとは広告がクリックされるだけで収益が入ります。
アフィリエイトでは広告を何回クリックされても、その先で商品購入や会員登録等のアクションがなければ収益はゼロです。
特にアフィリエイト初心者のうちは、広告を100回以上クリックされても1つも成果が発生しないことも普通にあります。
それを考えると、クリックされた時点で報酬が発生するこの「Googleアドセンス」の仕組みは初心者にとってものすごく有難いものです。
だからこそ、「初心者はアドセンスから始めると良い」ということを教えている情報発信者も多いですね。
②広告を探す手間がない
Googleアドセンスには「パーソナライズ広告」というものがあります。
以前は「インタレスト広告」と呼ばれていたものですが、訪問してきたユーザーのCookieから、そのユーザーの趣味や興味、性別年齢などを判断して、クリックしやすい広告を判断して臨機応変に表示してくれる広告機能のことです。
この機能があるおかげで、ブログ運営者はただ広告コードをブログに張り付けておくだけで、自動で相手好みの商品を紹介する広告が表示されるわけですから、本当に便利すぎます。
アフィリエイトでは自分でいろんなASPに登録して、どんな商品が売れるのか、ターゲット層、競合ライバルの強さなど総合的に調べてから1つの広告を決める過程は避けられないので、そういう面倒なことが一切不要な点もGoogleアドセンスの大きなメリットと言えます。
④あらゆる趣味の分野でも収益化できる
アフィリエイトは企業が広告を出している商材がなければ紹介することはできません。
例えば時代劇が大好きな人がいたとします。
その人物は時代劇のサイトを作り、時代劇ファンからのアクセスもあり時代劇の広告を貼れば稼げると感じます。
しかし、時代劇関係の商品をアフィリエイトできる広告はそれを提供している企業が全く存在しないのです。
結局、全く収益化することできず枕を涙に濡らして日々を過ごすハメになってしまいます。
しかし、Googleアドセンスであれば上述した「パーソナライズ広告」が、訪問してきた時代劇ファンの「他の趣味・興味の対象」広告を表示してくれて、それをクリックしてもらえればこちらに報酬が入ります。
「江戸の敵を長崎で討つ」というわけでもないでしょうが、キャッシュポイントが全くない時代劇ファンでも、Googleアドセンスなら報酬を得られる道が開けるのです。
ニッチな趣味を持っていて、それでも収益化したいと考えるならアドセンスしかありません。
しかし、クリック数で稼ぐためにはたくさんアクセスが必要ですから、ニッチすぎてアクセスがなければいくら「パーソナライズ広告」があっても稼げないので、アクセスを集めることが何より重要になります。
ブログのデメリット
良いことが多いと思えるブログですが、見逃せないデメリットもこれだけあります。
②Google依存度が高すぎる
③永遠に新しい記事を毎日のように生み続けなければならず疲弊する
④アカウント剥奪のリスクが高い
⑤何も身につかず後に何も残らない
ご覧のように、これだけたくさんのデメリットがあり、これも1つずつ解説しましょう。
①稼げない
広告がクリックされるだけで報酬が発生するブログ・・・しかし、その1回あたりのクリック単価は決して大きいものではありません。
「アドセンスクリック単価」と検索すると、恐ろしいことに未だに「平均30~40円」などいうデタラメ記事が検索上位表示される有様ですが、これはもう何年も前の古い情報だったり、もう自分ではアドセンスをやっていないから昔の感覚で語っている大物気取りの人しかいません。
はっきり言ってアドセンスのクリック単価はかなり減少傾向で、2019年後半からそれがかなり顕著になり、今年に入りコロナ問題で広告主が激減したことでついに「1クリック数円」も珍しくなくなってきました。
10年くらいアドセンスで生活していて、累計1億以上稼いだ人でも今のクリック単価は20円を切っているほど下がっているのです。
1クリック20円でも厳しいのに、それを下回ってしまうのではもうまともな収入は期待できません。
仮に1クリック20円としても、月に10万円稼ぐためには月に5,000回クリックしてもらう必要があります。
1日あたり170回以上のクリックが必要になり、この「1日170回以上のクリック」ってやってみるとわかりますが、かなり大変な数字です。
広告をクリックしてくれる割合はざっくりとですが、大体100PVで1人いるかどうかです。
つまり、1日17,000PV以上のアクセスが必要になるわけで、それだけ膨大なアクセスを集めても月に10万円にしかならないと考えると、決して割の良い仕事ではありませんね。
実際は超一流のアドセンサーや、毎日10万PV以上のアクセスを集めるモンスターブログは単価が高くなることもあるようですが、今から参入してその域に到達することはおそらくプロスポーツ選手になるとか芸能人になるくらい難しいレベルです。
まして、コロナ問題で単価はさらに下がっていて、コロナが収束したところですぐ戻るほど甘くない上に、そもそもコロナ自体がどこまで長期化するかもわからない状況です。
月に1万円程度で良いというのであれば、ブログでも十分ですが、その程度の収入なら自己アフィリエイトやポイントサイトをやっていても稼げますし、わざわざブログをやる意味もありません。
「それだけで生活できるレベルの収入」と考えると、ブログ(アドセンス)ではかなり難しいのが現実です。
②Google依存度が高すぎる
ブログ運営でアドセンス報酬を稼ぐ収益モデルはそのすべてをGoogleに依存した形になります。
検索もほぼすべてGoogleの検索エンジン(YAHOO!であっても使用しているのはGoogleの検索エンジン)に頼ることになりますし、収入が発生する広告もGoogleが提供する広告なのです。
Googleはとてつもなく石頭で厳格で神経質!
その規約はウンザリするほど厳しくて、ちょっとでも違反すればすぐに検索インデックスから飛ばされたり、アドセンス広告のアカウントを剥奪されます。
ちなみに、一度アカウントを剥奪されれたら二度と復活はできません。
問答無用で「永久アカウント停止」という措置になり、「あなたはもう一生Googleアドセンスで稼ぐことはできません」ということになってしまいます。
どんなにメールで謝罪(そもそもやりとりがメールでしかできない)して、どんなにPCの前で土下座をして復活をお願いしたところで、定型文のメールが返ってきて軽くあしらわれるか、無視されるだけで、向こう側に「生身の人間」がいるのかさえ疑わしく思えるほど機械的で冷酷な対応です。
おそろしく「ドライ」な企業ですから、絶対に期限を損なわないよう規約に常にビクビクしながら記事を更新しなければなりません。
暴力
グロテスク
名誉棄損
著作権や肖像権の違反
アダルト
ギャンブル(競馬・パチンコはグレーだけど今のところはOKで、それ以外はNG)
酒・タバコ
薬物
医療情報(厳密には禁止されていないが結局医学的データや根拠が必要)
これらはまだまだ一部ですが、このようなものを記事にすればすぐに規約違反です。
記事作成の度に「こんなこと書いて大丈夫かな」と不安にカタカタ震えながらキーボードをカタカタ叩かなければならなくなる人もいるのです。
実際ブログをやっていると、大量のアクセスを集めるためには必ず何かしらの規約に触れるような内容が必要になり、そういうものと全く無縁で多くのアクセスを集めるのはかなり難しいことがわかります。
「Googleに気を使いすぎて疲れる」ということになりがちなのです。
③永遠に新しい記事を毎日のように生み続けなければならず、どこかで疲弊する
ブログ収入は「クリック数が生命線」であるGoogleアドセンスに依存している以上、毎日毎日大量のアクセスが必要になり、そのためには毎日毎日アクセスが集まるネタで記事を更新し続ける必要があります。
本格的に稼ごうと思えば、アクセスが集まるネタ(キーワード)を探し、ライバルをチェックし、3000文字以上の文章を作成し、文字装飾をし、アイキャッチ画像を何枚も探し、今度はアイキャッチ画像も加工装飾し・・・そこまでやってやっと1記事投稿です。
そこまでしないにしても、毎日1記事でも更新を続けるのは意外と大変です。
ブログだけに生活の全てを専念できる環境でもない限り、いろいろ忙しくて1記事すら更新している暇がない日って必ず出てくるものです
しかも、月10万円以上稼ぐようなブログの運営を本気で考えるなら1日1記事でも足りません。
月10万円以上を稼ぐブログの運営者のほとんどは毎日3記事以上投稿しているのが現状です。
外注化するなどで、毎日10記事前後更新しているブログまであります。
そんなことをず~っと続けなければ収入を維持できないのです。
一度上位表示すれば恒久的にアクセスを集められるネタやキーワードは数も多くない上に、もうライバルが多くて強くて上位表示はかなり困難だからです。
必然的に、まだライバルがいない新しい情報・・・つまり「トレンド記事」を生み続けて勝負するしかないのです。
トレンド記事の寿命は短く、数日~一週間程度がザラです。
1月から話題になった某俳優の不倫ネタみたいに数か月単位でアクセスが集まるような「ロング・トレンドネタ」も稀にありますが、ほとんどはセミよりも短い寿命です。
アクセスを維持するためには永遠に記事の更新が必要になり、とても続くものではありません。
様々な「トレンドブログ」を見ていても、一時期稼げていてもほとんど3年くらいで心が折れて更新が止まったりサイトが閉鎖されたりしています。
5年以上ずっと「第一線」で稼ぎ続けているトレンドブログはほとんどありません。
今強いトレンドブログも多くは2017~19年くらいから始めているブログばかりで、それ以前からのブログはもうほぼ「壊滅」状態です。
厳密には法人化して法人メディアに成長したブログもあるでしょうが、そのようなケースはごくまれなレアケースで、ほとんどは記事を生み出し続けることに疲弊して「トレンドブログを廃業」したのです。
ブログは決して長く稼ぎ続けられるものではないということです。
④アカウント剥奪のリスクが高い
ブログで稼ぐためには大量のアクセスが必要であることから、アクセスを集めるためには際どいネタを更新する人も多いです。
なんだかんだでアクセスを集めやすいのは凶悪事件発生時や芸能人ネタです。
凶悪事件と言えば、2019年に起きた京アニ放火事件が典型例です。
日本中を震撼させた事件であり、アクセスが見込めると多くのトレンドブロガーがこの事件をネタにして記事にしましたが、アクセスを求めすぎるあまりに勝手な憶測で事実でもないことを事実のように記事化し、多くの人がアドセンスのアカウントを剥奪されました。
それ以降Googleは事件を扱った記事はかなり厳しくチェックしているようで、もう「事件ネタ」を扱うことはリスクが高すぎます。
また、芸能人ネタもアクセスが集まる鉄板ですが、これもアクセスがほしいからと勝手な憶測で事実と違うことを記事にしてしまう・・・まるで悪質な週刊誌記者みたいなブロガーや、「○○が劣化」などと誹謗中傷するような記事を書く人がたくさんいます。
芸能事務所も厳しい対応をするところが増えてきて、名誉棄損で訴える事例も多くなり、訴えられれば破滅するほどの金額を支払うことになります。
それ以外にもタイトルに「○○の彼氏は?高校は?大学は?」などと入れて、答えが書いてあると思わせアクセスさせたら「わかりませんでした」とか「わかり次第追記します」など答えが書いてないような「騙しタイトル」の手法は、「ユーザーに役立つ情報を重視する」というGoogleの理念に最も反するもので、この手のブログは厳しいペナルティがあります。
事件系や芸能人ネタ以外にも、コロナに関する情報もアクセスが集まるからと適当なことを書いてアカウント剥奪される人が続出しています。
ドラマやマンガや映画などの結末を明かす「ネタバレブログ」も著作権違反ですし、特に近年は映画のネタバレなどはかなり厳しくチェックされるようになっています。
他に挙げたらキリがありませんが、このようなことをしていればアクセスは集めやすくなりますがアカウント剥奪のリスクは極めて高いです。
まして、名誉棄損や著作権侵害で訴えられたら多額の賠償金や最悪逮捕もありえます。
そういう「危ない橋」を渡らなければ稼げないとまでは言いませんが、稼ぐのが難しいのは事実であり、事実今も必死で「グレーゾーン」を探して際どいところを投稿しているブロガーばかりなのが現状です。
例えばマンガネタバレブログなどは画像を1部だけUPするのならならセーフだろうと勝手に思って運営している人がたくさんいますが、実際は完全に著作権違反であり出版社が動けば即「アウト」であり、今はまだ「泳がされている」だけに過ぎません。
⑤何も身につかず後に何も残らない
ブログは法人化するほど大きく伸びない限り、どんなに記事を更新しても資産になるわけでもないし、自分自身にスキルや経験として残る部分もほとんどありません。
毎日毎日何記事も必死に投稿しても時間と命をすり減らすだけで、人生で役立つ知識や経験はほとんど得られない「不毛な作業」をすることは、将来を考えると本当に無駄な期間でしかないと考えられます。
必ずしも全てが無駄とまでは言いませんが、後の人生に役立つ「何か」が残ることがほとんどない上に、ブログで稼ぐという手法自体がもう“斜陽”になりつつあるのも事実です。
Googleアドセンスがこの広告事業を拡大する気配が見えず、寧ろ縮小傾向が見られますし、それがクリック単価の低下や、最初の登録審査の難易度がすさまじく上がってしまったことに現れています。
それでいて、多くの情報発信者が「ブログアドセンスで稼ぐ」ことを初心者向けに勧めているから参入者は増加する一方なので、競合だらけでますますクリック単価の低下に拍車をかけています。
ある意味このデメリットが一番大きいと言えるわけで、正直アドセンスで稼げる“美味しい時期”は既に5年前くらいに終わった感があるのも事実です。
この5つのメリットを見ていただければわかるように、あまりおすすめできないブログ(アドセンス)で稼ぐ手法ですが、逆にアフィリエイトで稼ぐメリットとデメリットはどうなのかも把握しておきましょう。
アフィリエイトのメリット
サイトアフィリエイトをやってみるメリットは以下のようなものがあります。
②稼げる金額が大きい
③資産性がある
④Google依存度が低い
⑤セールス(物販)の本質を学べるから他の仕事でもその知識や経験は役立つ
このように、サイトアフィリエイトのメリットはかなり多いのです。
これも1つ1つ解説していきましょう。
①少ないアクセスでも稼ぐことができる
「アフィリエイトの特徴」の項でもお話しましたが、アフィリエイトで稼ぐためには「記事の数より質」が重要です。
質が良く、購入意欲を高められる記事と、購入意欲の高いユーザーによる「質の高いアクセス」であれば、1アクセスでも商品が売れることもあるほどです。
大量のクリックが必要だから大量のアクセスが必要なブログとは違って、アフィリエイトはそこまで大量のアクセスは必要ありません。
もちろん、アクセスが多いに越したことはありませんが、商標キーワードなどを狙ったりする関係上ブログのように大量のアクセスが集まりにくい土壌もあり、どうしても「質」重視になるので、ブログのように記事数を増やすために毎日何記事も書く必要はありません。
②稼げる金額が大きい
ブログでは月に10万円稼ぐのもものすごく大変ですが、アフィリエイトはしっかり正しいやり方で実践すれば月に10万円稼ぐことは決して難しいことではありません。
10万円どころかその10倍の月に100万円以上を稼いでいる人も少なくないほどアフィリエイトにはアドセンス(クリック報酬型広告)にはない“爆発力”があります。
アフィリエイトの報酬は、売るか申し込み等のアクションを起こすことで1件あたり100円~数万円と極めて幅広いですが、平均すれば1件数千円と考えて良いでしょう。
1件3,500円の報酬が得られる商品をアフィリエイトするなら、1日1件売るだけで月に10万円を超えてしまいます。
ブログ(アドセンス)のように1日に17,000PVものアクセスを集めて、広告を1日170回以上もクリックさせなくても、最低1アクセス1クリックだけで同じだけ稼げてしまうわけですから、効率面で圧倒的にラクですよね。
③資産性がある
アフィリエイトの記事は一度上位表示させてしまえば余程強いライバルが参入してこない限りある程度放置していてもずっとお金を稼ぎ続けてくれます。
ブログと違って常に新しい記事を更新し続ける必要はなく、一度サイトを作成してしまえばあとはネット上に置いておけば一定してお金を生み続けてくれる「資産」になりやすいです。
ブログの大きなデメリットの1つに「永遠に新しい記事を生み続けなければならず、どこかで疲弊する」ということがないのです。
はっきり言って、これはめっちゃラクです!
売れるサイトを作れるスキルさえ上達すれば、そういうサイトをいくつも作れるようになるので、ネット上に「現金集金機」をいくつも設置できるようなイメージになります。
④Google依存度が低い
ブログは「Googleアドセンス」を使用するため、集客も広告も全てGoogleに依存する形になり、「Googleの手のひらの上で踊らされる」状態とも言え、その厳しく神経質な規約と規制におびえながら記事やブログを作成しなければなりません。
しかし、アフィリエイトでGoogleと絡むのはせいぜい検索エンジンだけで、広告に関してはGoogleの細かい規約に配慮する必要はありません。(もちろん違法行為はダメです)
わかりやすく言えば、アドセンスでは絶対NGなアダルト系や酒・タバコなどのサイトを作ってアフィリエイト活動もできるのです。
集客に関してもSNSやYouTubeなどから誘導することでさらにGoogle依存度を低くすることもできるので、かなり自由度の高い稼ぎ方になります。
⑤セールス(物販)の本質を学べるから他の仕事でもその知識や経験は役立つ
アフィリエイト活動はただサイトを作って広告を貼るだけで稼げるほど甘くはありません。
何度も言いますが「記事数より質」の世界です。
サイトを訪れたユーザーがその商品に魅力を感じて、購入したくなるような記事を書くセールスライティングのスキルが求められます。
「なんだかめんどくさそうだなァ」と思うかもしれませんが、このセールスライティングスキルは一度習得してしまえば「一生もの」のスキルです。
この考え方はあらゆる物販に活かせますから、何かビジネスや商売を始める時にも活かせますし、仕事などで営業の要素が絡む場面でも役に立ちます。
セールスの本質は「相手の興味を引き、心を掴む」ことでもあることですから、そのスキルがあれば人生の様々な場面で必要になる「対人スキル」の向上にも繋がり、友情や恋愛、上下関係やご近所付き合いなど、様々な人間関係が円滑になることにも繋がります。
ブログだとアドセンスの「パーソナライズ広告」に頼りっきりで、セールスなんて全く意識せずに「○○の卒アル画像は?Facebook画像は?」などのような中身のない記事を何年も作り続けていたって何の知識も経験も残らないし、何年待ってみても何も降ってきやしません。
人生は短いんです。
無駄なことをしている暇はないはずです。
ブログと違って、やったことが無駄にならず「つぶしが効く仕事」であるというこのメリットは、アフィリエイトの中で最も大きなものと言えるでしょう。
アフィリエイトのデメリット
アフィリエイトにもデメリットはあるので、それも事前に理解しておきましょう。
主なデメリットは以下の3点です。
②広告が止まる可能性がある
③提携審査が面倒
どれも地味に痛いデメリットなので、やる前に覚悟しておく必要があります。
①収益を得るまでのハードルが高い
広告がクリックされるだけで報酬が発生するブログ(アドセンス)とは違い、アフィリエイトは貼った広告から物が売れるか申し込みアクションがなければ収益は0円です。
ブログが「時給制の営業職」なら、アフィリエイトは「フルコミッションの営業職」と例えられます。
ユーザーを成約に向けた行動をさせるためのセールスライティング技術が重要なのはもうお話していますが、それ以外にも購買意欲の高いユーザーのアクセスを集めるための集客を意識しなければならず、上位表示させる重要度はブログよりずっと高いので、厳密なライバルチェックも欠かせません。
売れている商品(広告)でないとどんなに素晴らしいセールスライティングを習得しても全く売れないこともありうるので、売れている商品を選び「勝ち馬に乗る」意識も重要です。
また、健康・美容系商品のアフィリエイトをする際は「薬機法」というすさまじく厳しい法令があり、これがあるおかげで安易に「効果」を言及できないため表現がかなり縛られてしまい、記事作成は神経を使い面倒な作業になります。
ブログより稼げる金額は圧倒的に多いアフィリエイトですが、1つ1つの記事作成は大変であることは覚悟しておきましょう。
「数より質」です。
②広告が止まる可能性がある
アフィリエイトは提供元企業の都合でその広告案件の提供が止まるリスクがあり、これが最大のデメリットと言えます。
その広告1つからしか収入がない状態はもちろん、その広告が「稼ぎ頭」で依存度が高い場合も含め急に停止を言われたら目も当てられません。
こればかりは企業側の広告予算や効果測定の結果、景気変動など様々な要因でそうなるため、常にその覚悟はしておかなければならないのです。
これに対抗するためにもリスクヘッジは必要です。
収入が発生するサイト(広告)を複数確保しておくことで、いつ停止されても慌てない状況を作っておきましょう。
また、広告も簡単に停止しない長年安定しているものを選ぶようにするとよりリスクを回避できます。
③提携審査が面倒
アフィリエイトでサイトに広告を貼るにはASPとの提携が必要です。
その提携も「審査」が必要なものが多く、中にはそれが厳しいASPもあります。
審査を突破した後も、自分のサイトに貼りたい広告が見つかってもその広告独自の審査があることも多いです。
この審査も配信先企業によっては厳しことが多く、簡単に広告を貼ることもできません。
すぐに広告を貼りたい時に、いちいち審査がある時は本当にウンザリしますし、その審査がやたら長い企業もあるので、季節物や、テレビで話題になり唐突に需要が急増したトレンド性のある商品などの「スピード勝負」に対応できず、販売の旬を逃してしまうこともありえるので、この「提携審査」の存在はアフィリエイターにとって地味に頭の痛い問題なのです。
アフィリエイトのデメリットはこの3つを認識しておけば良いでしょう。
次は、ここまでお話したブログとアフィリエイトのメリット・デメリットを総括して、いよいよ「どちらが稼げるのか」に結論を下します。
結論:ブログとアフィリエイトで稼げるのはどちらか?
この記事の冒頭であなたに「5と3」とお伝えしていました。
この「5と3」はブログとアフィリエイトのそれぞれメリットとデメリットの数を意味しています。
メリットはブログが3つでアフィリエイトは5つなので、「5対3」でアフィリエイトの勝利。
デメリットはブログが5つでアフィリエイトが3なので「3対5」でこれもアフィリエイトの勝利。(デメリットは少ない方が勝ち)
この「5と3」の結果を見れば一目瞭然で、完全にアフィリエイトの方が稼ぎやすいと言えます。
単純に「5と3」の数字の差だけ問題でなく、それぞれのメリット・デメリットの大きさもブログとアフィリエイトでは大きな違いがあることは、ここまで読んできたあなたならご理解いただけていると思います。
総括すると、
ブログ:報酬は発生しやすいけど大きく稼げない上に無限に作業を続ける疲弊度に加え、しかも斜陽傾向
アフィリエイト:広告配信停止のリスクはあるものの、稼げる金額が大きく、資産性もあり、後の人生に役立つ力も得られる
このような違いがあります。
2020年以降に取り組むのであればもうアフィリエイト一択です。
今からブログに挑戦するのは、ほとんど散ってしまって青い葉が目立つ桜を花見に行く行為に等しいです。
まとめ:あなたが失敗しないで稼ぐために絶対必要なことについて
「ブログとアフィリエイトではどっちが稼げるか?」に関しては「アフィリエイト一択」であることがはっきり認識できたと思いまます。
しかし、あなたがアフィリエイトで失敗しないで稼ぐためには1つだけ守らなければならない重要なことがあります。
それは「正しいやり方を教えてくれる指導者を見つける」ことです。
アフィリエイトも仮にブログをやるとしても独学ではほぼ確実に失敗します。
正しいやり方で実践することがとても重要になり、それを理解せずに適当な独学でやれば1年やっても全く稼げないままでしょう。
膨大な時間を無駄にすることになってしまい、最終的にその損失はすさまじく大きいので、必ず正しいやり方を教えてくれえる指導者に教えてもらいながら挑戦することをおすすめします。
誰にも教わらず独学で挑戦する行為は海図とコンパスなしで航海に出るくらい“絶望的に無謀な行為”であることを理解しないと、何年も後になって泣くことになります